資金とリスク

開業資金

開業を検討する際、まず問題なのは資金の事。 開業するには膨大な資金がかかります。 さて、どのように資金調達を考えればいいのでしょうか? ポイントをお教えします。

ポイント1、開業形態、開業地

開業にかかる資金は、開業形態、開業地によって大きく違います。
戸建て医院はビルやモールなどのテナントよりも資金がかかりますし、逆に継承医院ですとお安くなります。
ご自分の開業ビジョンをしっかりイメージしてみましょう。

ポイント2、自己資産

いくら膨大な金額が必要といっても、全額借り入れするわけにはいきません。
自己資産とは、預金や親族からの借り入れのことを言います。
まずは開業のためにどのくらい資産をかけられるのか、検討してみてください。
診療所が軌道に乗るまで、もしくは何かあったときのためにある程度預金を残しておく必要があります。
最低でも半年分の診療所運営資金、生活費はとっておきましょう。

ポイント3、融資を受ける

自分に必要な開業資金はわかったけれど、自己資産だけでは到底足りない…。
その不足分を融資を受けるわけなのですが、融資について基本的な予備知識をご説明します。
融資には無担保と有担保があります。
担保は本人名義のほか、家族名義でいい場合もあるので事前に調べておくとよいでしょう。
また、担保が足りない場合、信用保証協会の保証をとりつけるやり方もあります。
最近は無担保融資が増えていますが、上限金額が低く設定されているので、有担保、無担保とご自分にあった方を選びましょう。
実際に融資を受ける際には、各金融機関の特徴を把握しておく必要もあります。

○主な借入先
  • 独立行政法人福祉医療機構
  • 日本政策金融公庫
  • 銀行
  • 信用金庫

リスクマネージメント

リスクマネージメントとは、さまざまなリスクに対して最適な対応、最小限のコストで講じる経営管理手法です。
さて、では医院運営にはどのようなリスクがあるでしょうか?

○代表的なリスク

  • 財産損害
    (所有施設がトラブルにより破損など)
  • 第三者による損害賠償
    (管理不備による院内感染など)
  • 労務
    (業務中の事故による怪我)

これらのリスクには損害保険で対応可能です。
しかし、リスクはほかに偶発的な事故や人為ミスなどもあります。
それらに対応するために機械保険や営業継続費用保険など、各種適切な保険に入っておくのがいいでしょう。

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